南城市 新春マラソン
2012年01月05日
2012 年の1月2日の朝、南城市で毎年開催される新春マラソンの
エントリーをする為に病み上がりの体で
私は 旧知念村庁舎へと車で向かった。
今回 新春マラソンに参加した理由は3つある。
1つ目はブログのタイトル通り 沖縄のマラソン大会に
一個でも多く参加するためだ。
部外者が参加しづらいであろうローカルな大会にも挑んで
レポートを綴っていきたい。
2つ目は 先月 企画した 南部の全市町村を一周するという
チャレンジに失敗してブログを書く気力を無くし、
一度 リフレッシュをはかりたかったからである。
( とりわけ年末に糸満一周ランに失敗したときには
膝痛を再発した後に風邪までひいてしまったのだ。
詳細は 後日アップします)
3つ目はヒマだったからである。
ヒマだったからである。。。
11時のエントリー締切直前に受付に行った。
2.5㎞、5㎞、10㎞コースがあり 10㎞部門にエントリーした。
その後 参加費500円を 払って(去年まで100円だったが運営が
厳しくなり値上げしたらしい ) ゼッケンをもらいスタート地点へ
向かう定員30名程の送迎バスに乗った。
10㎞コースは 志喜屋→知念庁舎→あざまサンサンビーチ→久原 という
受付会場=スタート地点では無いユニークなコースである。
移動のバスの中でヒマをもて余していると
知らない人 同士がマラソンの話をするのが聞こえた。
私も その中に加わりたかったが、風邪をぶり返さないように
走ってて キツくなったら3㎞地点の庁舎でリタイヤしようという
軽い気持ちの参加だったので ここで雄弁にマラソンの話をしたら
リタイヤしづらくなると考えて止めた。
あくまでも表向きは 「普段全く走ってなさそうなオッサンが紛れてる」
というスタンスを通す事にした。
スタート地点である 志喜屋バス停入口に 11時15分頃には着いた、
いや、着いてしまったというのが正確な言い方である。
我々を下ろした後、バスは残りのランナーを迎えに
庁舎へと行ってしまった。
12時開始である為、ランナー達は何もないバス停で45分も
過ごさなければならなかった。
ストレッチをしながら他のランナーを見てみると、
マラソンのユニフォームを着た本格的なランナーは数人だけであった。
二日酔いっぽいダルそうなランナーや
ウォームアップで咳き込んでいた風邪気味ランナーもいて
全体的に のほほん としたレースになると予想した。
そうこうしてる内に開始15分前になり
私もウォームアップを始めたが 走ってみると衝撃的な事に気付いた。
風邪気味だと息が苦しくて 走りにくい!。
(これは歌舞伎あるある ではない! )
5分走っただけで体が重くなってしまう!。
取りあえずは無理せずに走ろう、多分 ノンビリ ムードのレース
だろうと自分に言い聞かせて 不安を鎮めた。
開始3分前に 係員からアナウンスがあり 皆 バス停付近に溜まった。
Nahaマラソンみたく整列は無いのかと思ったが
整列した状態でスタートしなければ 危険なほど参加者が多いわけでは
無く (むしろ参加者50人程しかいない) 不要かもと思った。
しかし皆はマラソンの整列が習慣づいてるかの如くすんなりと並んだ。
この光景から 経験者が どうにも多い気がして 私は最後尾に居座った。
開始1分前になると会話も無くなり、スタートの時を全員待っていた。
気のせいでなく こういう大会なんだと心の底で 理解した(笑)。
確かに普通の人は 新年早々 10㎞走ろうとは思わないだろう。
もしかしてビリかもと半ば あきらめムードだったが
スタートの合図で皆が走り出すと
いつものクセでオーバーペースで走り出した。
相当飛ばしてるのでビリは免れたが それでも中位ぐらいであった。
このコースはアップダウンが 小さいので
本来は走るのに苦労しないはずだが
走って10分しない内に呼吸困難になってしまった(笑)。
深呼吸しても肺に空気があまり入っていかず、無理して深呼吸すると
喉が乾燥して 咳き込んでしまい 走りの妨げになった。
風邪気味の代償は 予想以上に大きかった。
そんな感じで400メートル走の残り100メートル みたいな状態が
続いた後でスピードが全く出なくなってしまった。
呼吸が肺に入れる為、走るのを止め深呼吸した。
30秒ほど止まって深呼吸して走りを再開したが
身体は重く スピードが上がらなかった。
とにかくもうギブアップしたかった。
このまま走って風邪を ぶり返したら最悪だと思った。
約3㎞地点の庁舎に やっとこさ到着したものの係員はいなかった(笑)。
ギブアップしようがなかった。走るしか無かった。
係員が いないのなら車を走らせてゴールしてやろうとも考えたが
黒い記録用紙に名前が残るのが嫌だったので普通に走る事にした。
数人ながらも庁舎辺りで 沿道の声援を受け、励みになった。
しかし 体の重さから解放されず 海沿いの景色を楽しむ余裕も無かった。
平坦な道を ひたすら走った。
あざまサンサンビーチを通過した後、知名のバス停で
係員が 麦茶を用意して待機していた。
水分を補給して ある程度 体は動くようになったが
その分 飛ばしすぎて 再び呼吸困難になってしまった(笑)。
全くスピードが出なかったものの ギブアップする事無くゴールした。
記録は 48分で 参加者 50人中の真ん中の順位であった。
因みに10㎞コースと うたっているが実際は9㎞程しかない(笑)。
表彰式の会場が近いからというのが理由だと思うが真相不明である。
ゴールした後も 私は その場で 完走したランナーを迎える事にした。
しかし 5分ほど すると誰も来なくなった。
完走者リストを見て驚いた。 全員55分以内に完走してるでは無いか!。
二日酔いランナーも 他の風邪気味ランナーも皆 そこそこの記録を残している。
そして1位の記録は 30分! 。 予想以上にレベルの高い大会であった。
表彰式の会場で 参加者や その家族に野菜汁が振る舞われた。
野菜汁といっても 微妙に肉が入っていて 汁が脂っぽくなっていた。
魚ならダシとしてもイケるのに なぜ肉なんだろうと
無償で頂いている立場 を無視して考えていた。
皆が食べ終わった後に 表彰式が始まった。
各コースの上位3人が賞品をいただいた後で
主催者とジャンケン大会をしたりと
何だか 緩やかな雰囲気のままで マラソン大会は幕を閉じた。
わずか10㎞満たない コースであったが 良い刺激になった。
ローカルなマラソン大会も 捨てたもんでは無いと
ポジティブな印象を残したまま 会場を後にした。
エントリーをする為に病み上がりの体で
私は 旧知念村庁舎へと車で向かった。
今回 新春マラソンに参加した理由は3つある。
1つ目はブログのタイトル通り 沖縄のマラソン大会に
一個でも多く参加するためだ。
部外者が参加しづらいであろうローカルな大会にも挑んで
レポートを綴っていきたい。
2つ目は 先月 企画した 南部の全市町村を一周するという
チャレンジに失敗してブログを書く気力を無くし、
一度 リフレッシュをはかりたかったからである。
( とりわけ年末に糸満一周ランに失敗したときには
膝痛を再発した後に風邪までひいてしまったのだ。
詳細は 後日アップします)
3つ目はヒマだったからである。
ヒマだったからである。。。
11時のエントリー締切直前に受付に行った。
2.5㎞、5㎞、10㎞コースがあり 10㎞部門にエントリーした。
その後 参加費500円を 払って(去年まで100円だったが運営が
厳しくなり値上げしたらしい ) ゼッケンをもらいスタート地点へ
向かう定員30名程の送迎バスに乗った。
10㎞コースは 志喜屋→知念庁舎→あざまサンサンビーチ→久原 という
受付会場=スタート地点では無いユニークなコースである。
移動のバスの中でヒマをもて余していると
知らない人 同士がマラソンの話をするのが聞こえた。
私も その中に加わりたかったが、風邪をぶり返さないように
走ってて キツくなったら3㎞地点の庁舎でリタイヤしようという
軽い気持ちの参加だったので ここで雄弁にマラソンの話をしたら
リタイヤしづらくなると考えて止めた。
あくまでも表向きは 「普段全く走ってなさそうなオッサンが紛れてる」
というスタンスを通す事にした。
スタート地点である 志喜屋バス停入口に 11時15分頃には着いた、
いや、着いてしまったというのが正確な言い方である。
我々を下ろした後、バスは残りのランナーを迎えに
庁舎へと行ってしまった。
12時開始である為、ランナー達は何もないバス停で45分も
過ごさなければならなかった。
ストレッチをしながら他のランナーを見てみると、
マラソンのユニフォームを着た本格的なランナーは数人だけであった。
二日酔いっぽいダルそうなランナーや
ウォームアップで咳き込んでいた風邪気味ランナーもいて
全体的に のほほん としたレースになると予想した。
そうこうしてる内に開始15分前になり
私もウォームアップを始めたが 走ってみると衝撃的な事に気付いた。
風邪気味だと息が苦しくて 走りにくい!。
(これは歌舞伎あるある ではない! )
5分走っただけで体が重くなってしまう!。
取りあえずは無理せずに走ろう、多分 ノンビリ ムードのレース
だろうと自分に言い聞かせて 不安を鎮めた。
開始3分前に 係員からアナウンスがあり 皆 バス停付近に溜まった。
Nahaマラソンみたく整列は無いのかと思ったが
整列した状態でスタートしなければ 危険なほど参加者が多いわけでは
無く (むしろ参加者50人程しかいない) 不要かもと思った。
しかし皆はマラソンの整列が習慣づいてるかの如くすんなりと並んだ。
この光景から 経験者が どうにも多い気がして 私は最後尾に居座った。
開始1分前になると会話も無くなり、スタートの時を全員待っていた。
気のせいでなく こういう大会なんだと心の底で 理解した(笑)。
確かに普通の人は 新年早々 10㎞走ろうとは思わないだろう。
もしかしてビリかもと半ば あきらめムードだったが
スタートの合図で皆が走り出すと
いつものクセでオーバーペースで走り出した。
相当飛ばしてるのでビリは免れたが それでも中位ぐらいであった。
このコースはアップダウンが 小さいので
本来は走るのに苦労しないはずだが
走って10分しない内に呼吸困難になってしまった(笑)。
深呼吸しても肺に空気があまり入っていかず、無理して深呼吸すると
喉が乾燥して 咳き込んでしまい 走りの妨げになった。
風邪気味の代償は 予想以上に大きかった。
そんな感じで400メートル走の残り100メートル みたいな状態が
続いた後でスピードが全く出なくなってしまった。
呼吸が肺に入れる為、走るのを止め深呼吸した。
30秒ほど止まって深呼吸して走りを再開したが
身体は重く スピードが上がらなかった。
とにかくもうギブアップしたかった。
このまま走って風邪を ぶり返したら最悪だと思った。
約3㎞地点の庁舎に やっとこさ到着したものの係員はいなかった(笑)。
ギブアップしようがなかった。走るしか無かった。
係員が いないのなら車を走らせてゴールしてやろうとも考えたが
黒い記録用紙に名前が残るのが嫌だったので普通に走る事にした。
数人ながらも庁舎辺りで 沿道の声援を受け、励みになった。
しかし 体の重さから解放されず 海沿いの景色を楽しむ余裕も無かった。
平坦な道を ひたすら走った。
あざまサンサンビーチを通過した後、知名のバス停で
係員が 麦茶を用意して待機していた。
水分を補給して ある程度 体は動くようになったが
その分 飛ばしすぎて 再び呼吸困難になってしまった(笑)。
全くスピードが出なかったものの ギブアップする事無くゴールした。
記録は 48分で 参加者 50人中の真ん中の順位であった。
因みに10㎞コースと うたっているが実際は9㎞程しかない(笑)。
表彰式の会場が近いからというのが理由だと思うが真相不明である。
ゴールした後も 私は その場で 完走したランナーを迎える事にした。
しかし 5分ほど すると誰も来なくなった。
完走者リストを見て驚いた。 全員55分以内に完走してるでは無いか!。
二日酔いランナーも 他の風邪気味ランナーも皆 そこそこの記録を残している。
そして1位の記録は 30分! 。 予想以上にレベルの高い大会であった。
表彰式の会場で 参加者や その家族に野菜汁が振る舞われた。
野菜汁といっても 微妙に肉が入っていて 汁が脂っぽくなっていた。
魚ならダシとしてもイケるのに なぜ肉なんだろうと
無償で頂いている立場 を無視して考えていた。
皆が食べ終わった後に 表彰式が始まった。
各コースの上位3人が賞品をいただいた後で
主催者とジャンケン大会をしたりと
何だか 緩やかな雰囲気のままで マラソン大会は幕を閉じた。
わずか10㎞満たない コースであったが 良い刺激になった。
ローカルなマラソン大会も 捨てたもんでは無いと
ポジティブな印象を残したまま 会場を後にした。
Posted by UTMB哲 at 01:46│Comments(0)
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